今夜は、DBのピッコロ役でもおなじみ古川登志夫さんです!
こんばんは、古川です。よろしくお願いします。
古川さんと言えば、もう出演作品を数え上げたら切りがないという大先輩ですが。実は僕は青二に入って間もない頃、スタジオ見学に行かせていただいて見たのが「うる星やつら」だったんですね。あのテンションの高い、絶妙のかけあいと、アドリブでこれがプロだと!
ベテランが多かったしね。堀川さんだって大ベテランじゃないですか。うる星やつらが最初?僕はね、アニメデビューは遅くて、古谷君の見たのが最初だよ。
すごく感動しましたよ。絶対オレ出来ない!って。
本人はもう必死でやってただけだけどね(笑)しかもあれギャグアニメでしょう、僕も初めてだったからねギャグは。それまでツンツンした二枚目が多かったけど、あの辺から崩れてきたな(笑)
すごいテンションの時と、ふっと抑えた二枚目の時とのギャップの差がすごいな!って勉強になりました。
堀川さんはずっと二枚目でしょ?
そんなことないですよ。色々崩れたのも沢山ありますしね。
あと、古川さんといえば劇団などもね、両立されててね。よくできるなぁと。
若気の至りだよね。何でも出来る気がするんですよね。今はもう若手に譲って隠居です。最近はずっと執筆中心でね、何者なんだか?ですよ。職業は?って聞かれたら困るんですよ(笑)戯曲ってのは売れないんでお金にならないんでね。
戯曲を書かれるきっかけみたいなのはなんだったんですか?
学生時代に、コント書いてみないかって言われて書いたんですよ。それをプロの皆さんがやってくださったんですね。文学的なものは出来なかったんだけどそういうのがあって。
才能ですねー!うらやましいな。
そんな才能なんてないですよ、僕なんてまったく。
ご自分の劇団ではやはりご自分の作品を演じられてたんですか?
初めはね、他の人のもやってたんですけどね、高いでしょ(笑)上演料が、それで仕方なく自分で書くんですよ。よく書けたもんだ、怖いもの知らずですよ。
DBでご一緒させてもらいましたが、あの作品の時も凄かったですよね。
野沢さんなんか凄い人ですよね。ゲストの方なんかがこられたら緊張して萎縮しないように冗談なんかをずっと言ってリラックスさせてね。僕も勉強になったね。
ほんと座長だ!って感じでしたね。
堀川くんも、銀英伝の時にそうしてたね。
いえいえ、もうあの時は全然若手で一番下で毎回どうしようどうしようって感じでしたよ。
すごいメンバーでしたからね、あの時はほんと。声優全部出すみたいな勢いで(笑)
古川さんはほんと沢山の作品に関わってこられたんですが、特に転機になったとか、印象に残ってる役というのはありますか?
そうですねー、やっぱりうる星やつらですかね。ピッコロもそうですけど、自分の中にまったくない悪役っぽい雰囲気とか、あたるも破けたキャラクターですしね。僕自身は女の子と目をあわすのもできない引っ込み思案な奴ですよ。まったくま逆の性格。
えぇー!そうなんですか。ちょっとその辺くわしく来週聞かせていただきたいと思いますのでよろしくお願いします!
なんか赤裸々に語らせられそうだなぁ(笑)
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